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●やっと届いた大切なご家族・・・
あでも、生まれて初めての長旅で仔犬・仔猫たちは大変疲れています。
あ乗り物酔い・緊張・不安…到着後、初めにお水を飲ませてあげて下さい。
一番かわいい盛り、早く遊びたい気持ちは私もよ〜く解りますが、
そこはグッと押さえ仔犬・仔猫たちの為にゆっくり休ませてあげましょう。
3〜5日、ケージの中でゆっくりと、1日10分程度から出してあげて環境
に慣らし、少しずつ出す時間を長くしていきます。
その間、便の調子やご飯を食べているかなど観察して上げて下さい。 |
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●“ほとんど”の仔たちが下痢をすると思って下さい。
3〜4歳子供が、突然「今日から貴方のお家はここだよ」と連れて来られる様なもので、体調を崩さない事のほうが少ないです。
a下痢をしていても一過性のものでご飯を食べ始めると収まりますが、問題になるのはこのご飯を食べ始めるまでの期間です。 |
●長い間栄養を取らずにいると低血糖症を引き起こす恐れがあります。
到着後若しくは翌日にご飯を食べ初めてくれれば心配はありませんが、2日目になっても食べない場合は低血糖症を引き起こす
a 前にぶどう糖を与えて下さい。ぶどう糖の影響で元気になり急にお腹が空いてご飯を食べ始めてくれます。 |
※2〜3日目で食べない場合、一度ふやかしたドライフードに戻したり、粉ミルクをかけてみたり、缶詰、仔犬の場合猫用の缶詰や、あバランス栄養食のジュース(缶詰やチューブ)など色々試して下さい。 |
●ごく稀にストレスに弱い仔もおり、緊張などから急性腸炎などになってしまう仔もいます。
ここまでくるとかなり低い確率ですが、3日目が過ぎても食べない場合、乳酸菌や整腸剤が必要な場合もあります。急性腸炎に
aより食事を受け付けず下痢の度合いが進んでしまった時は、腸内細菌が減ってしまっているので、獣医さんの診察を受けお薬を
a頂き腸の調子を整えてあげましょう。 |
※栄養剤の投与や抗生剤投与で腸炎の炎症を抑える必要まで進んでいる場合もありますので、自己判断せず病院に連れて行きましょう。 |
●脅かす様な怖い話も記載していますが、仔犬・仔猫たちのため知っておいて頂きたい事です。
脳を動かすのに必要な糖分、小さい仔ほど、ある程度の月齢が行くまでは体内に糖分を溜めておく事が 出来ず、低血糖症に
aなると運動機能が鈍ります。病気では無いので心配はせず、覚えてあげて下さい。 |
※ストレス・遊びすぎ・寒さなどからも血糖値が下がりぐったりしてしまう場合があります。ご心配な場合、しっかりご飯を食べていると安心
a出来るまでの間、給水器のお水にぶどう糖を溶かし入 れてあげましょう。つい遊ばせ過ぎて低血糖症を引き起こす防止にもなります。 |
●完全にぐったりしてしまい、[瞳は動いているが動かない]、[シッポは振るが立ち上がらない]と言った時はすぐ動物病院へ。
[立たせれば立ち上がるが、ヨタヨタして歩けない]時は、まずぶどう糖を飲ませ様子をみて元気が無くご飯が食べられない
ようなら動物病院へ連れて行ってあげましょう。 |
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大切なご家族のため、初めの1週間は特に念入りに観察してあげる事が大切です!! |
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